アレルギーの友人にフェイクスイーツ

私の友達で、卵と乳製品のアレルギーの友人がいます。
そのため、洋菓子全般が食べられず、小さいころから残念な思いをすることが多かったんだとか。

私の別な知り合いに、フェイクスイーツの小物を上手に作る人がいて、その人が作った作品を、アレルギー持ちの友達に見せてあげました。
そしたら、食べることはできないけれど、見て楽しめるものならぜひ作ってみたい！と興味を示してくれました。
そんな流れで、その友人同士を引き合わせることになったのです。

昔から彼女は、洋菓子を食べるだけでなく、作ることにも興味があったそうなのですが、自分が味見できないために、作ったお菓子が不味かったらどうしようと思って、他人のために作ることを諦めていたのだそう。

ですが、フェイクスイーツなら味など関係なく見た目重視ですし、作るものによっては実用的なものもありますから、たくさん作っても腐らないし、プレゼントもしやすいと思ったそうです。
今までケーキ類を我慢してきた気持ちがこんなところで昇華できるとは、と、本人も大喜びでした。
それから彼女は、基本的なところを知り合いに習い、その後は自己流でフェイクスイーツ作りを始め、今まで食べられなかったものを、自らの手で作り上げて活用することで、満足しているようです。