バイクのバッテリーの選び方と復活方法
まず、バイクのバッテリーの選び方についてですが、バイクによく乗る方は基本的に
メンテナンスフリーバッテリーで良いかと思います。バイクにあまり乗らない方か
つ、バイクのバッテリーホルダーが横置きでないバイクの場合は、開放型バッテリー
をおすすめします。これはなぜかというと、メンテナンスフリーバッテリーの場合は
液を補充できませんが、よく乗る場合は基本的に充電が十分行われますし、過充電さ
れた場合も液漏れの心配少ないためです。開放型バッテリーの場合は、あまり乗らず
にバッテリーが放電されてしまった場合も、液を復活させるための錠剤が使用可能な
ためです。
また、値段の問題でバッテリーのサイズを下げても問題ないかと思う方も多いと思い
ますが、基本的にワンサイズ小さくする分には問題ないと思います。というのも、よ
く乗る方はすぐに充電されるので、セルモーターによる始動に影響のない範囲である
と思いますし、キックスターター始動であれば電球の類が光れば良いためです。
あまり乗らない方については、結局のところはどのサイズでも放電してしまうことが
多々あると思うので、ある程度割りきって使用するという面で、サイズを下げても問
題ないかと思います。
次に、バッテリーの復活方法についてですが、基本は充電器による充電を行います。
メンテナンスフリーバッテリーの場合は、メンテナンスフリーバッテリーが充電可能
な充電器で、低出力充電が良いかと思います。高出力充電を行うと、ただでさえ少な
いバッテリー液が干上がってしまい、更に足せないという問題が出ます。
開放型バッテリーについては、バイクのバッテリーも充電可能な自動車のバッテリー
用充電器を使用し、バッテリー液の蓋をゆるめてから充電します。通常は充電だけで
も大丈夫かと思いますが、バッテリー液が減っている場合は、充電前にバッテリー用
精製水を補充してから充電したほうが良いです。テスターなどで電圧を測って、8V
などあまりにも電圧が低い場合には適度に急速充電を行い回復を促します。それでも
回復できない場合は、バッテリー液を回復させる錠剤を投入していきます。これで回
復しない場合は、バッテリー内の電極に不純物が付いていると思われますので、可能
であればワイヤーブラシで除去します。
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